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地球のしくみ
オゾン層は、いま回復している|人類が「地球の穴」をふさぎはじめた40年
南極上空のオゾンホールは、ゆっくりとふさがりはじめている。1987年のモントリオール議定書から約40年、原因物質の約99%が廃止され、オゾン層は2040〜2066年頃に1980年の水準へ戻る見通しだ。人類が地球規模の環境問題を直しつつある、数少ない成功の物語と、家庭のエアコンに残る宿題。 -
エネルギーの選択
家庭の電気は、どこから来ているのか|世帯あたり年2.47トンのCO2と、その7割を占めるもの
環境省の統計によれば、1世帯が1年に出すCO2は2.47トン。その67.6%は電気に由来する。冷房はわずか5.7%。減らす経路は3つしかない——使う量を減らす、電気の中身を変える、自分でつくる。そして「実質再エネ100%」が実際には何を意味しているのかを、非化石証書の仕組みから正直に整理する。 -
エネルギーの選択
人類が消えたら地球はどうなる?森は戻り、CO₂は数千年残る
もし明日、人類だけが消えたら地球はどうなるのか。空気は数週間、魚は数年、森は数百年で戻る。だがCO₂と海の熱は数千年残る。公的機関と学術論文の数値で、時間を追ってたどる思考実験。 -
ごみと循環
コーヒーかすは、肥料になる。ただし、そのまま撒くと植物が育たない|「なる」と「使える」のあいだにある一工程
毎朝出るコーヒーかす。「肥料になる」と検索すれば、いくらでも出てくる。でも公的機関の試験成績を読むと、そのまま撒いた場合の記述は逆だった。育たない、あるいは止まる。「肥料になる」は本当なのに、なぜそうなるのか。その境目にあった、ひとつの工程の話。 -
ごみと循環
牛のふんが肥料になるなら、犬のうんちも肥料になるのか|同じ「動物の排せつ物」を分けている一本の線
ホームセンターには牛ふん堆肥が積まれ、散歩で持ち帰った袋は焼却炉へ行く。同じ動物のうんちなのに、この差はどこから来るのか。家畜排せつ物7,800万トンの処理工程、農研機構の70℃という数字、そして犬回虫の卵。調べていくと、線を引いているのは動物の種類ではなかった。 -
ごみと循環
家庭の生ゴミは、どこへ行っているのか|日本が毎年2兆円かけて燃やしているものの正体
日本のごみの99.2%は燃やされている。その燃やすごみの4割は生ごみで、中身は約80%が水だ。年間2兆2,912億円の処理費用を1kgあたりに割り戻しながら、家庭の生ゴミの行方を公的データで追う。 -
容器のゆくえ
私が出した白いトレーは、どこへ行くのか ―回収ボックスの「その先」を追って
夕方のスーパー。買い物を終えた私は、発泡スチロールの白いトレーを水でさっと洗い、レジ横の回収ボックスにそっと入れた。毎週の、何でもない動作だ。けれど、ふと手が止まる。——この箱に入れたトレーは、このあと一体どこへ行くのだろう。今日は、その...
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